山本二三美術館のある武家屋敷通りの石垣塀の上には「こぼれ石」と呼ばれる丸い小さな石が乗せられています。
「こぼれ石」は現在は固定されています。
この「こぼれ石」はかつては防犯の役割を果たしていたと考えられており、侵入者が石垣を超えようとすると崩れて音が鳴る、いざという時には投げて武器としていたという説があります。
山本二三美術館の向かいの施設「福江武家屋敷通りふるさと館」では、「こぼれ石」についての解説パネルを見ることができますので、武家屋敷通りを散策する際にはぜひご覧になってみてください。
かつては福江城(石田城)のお殿様に仕えていたお侍さんが多く住んでいたこの通りは、現在は民家やオフィスが建ち並んでおりますが、石垣塀や立派な門構えを見ることができ、当時の雰囲気を味わうことができます。
お散歩や観光にぜひ武家屋敷通りをお楽しみくださいね。
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